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長嶺由美子さん…(株)イースターセブン那覇勤務
今回は、アロマテラピーインストラクター資格を取得した長嶺由美子さんを紹介します。

長嶺さんがアロマテラピーと出会ったきっかけは、どんなことだったのでしょうか。

まずはハーブと出会ったたことがきっかけでした。短大生の頃、沖縄の薬草について学びたいというアメリカ人留学生が家にホームステイすることになり、留学生と一緒に薬草園をまわっていく中で、初めて出会ったハーブがレモングラスでした。レモングラスの外見と香りとのギャップにかなり驚いたことを今でもよく覚えています。
それからさまざまなハーブの香りと魅力にとりつかれていったのですが、初めて購入したハーブの本の中に、アロマテラピーが紹介されていたのです。何だか不思議なものがあるなと最初は思いました。その頃は、沖縄にはアロマテラピーの教室どころか、ハーブの教室もイベントくらいでしか開催されず、専門店すらありませんでした。ですから、旅行先でラベンダーの精油を購入したものの使い方がわからず、芳香浴を楽しむくらいでした。それでも、「もっとアロマテラピーについて知りたい」と思い、いつも新聞に掲載されるイベント案内に目を通していたのです。そんな中で、現在働いているイースターセブンが主催するアロマテラピーセミナーが開講することを知りました。当初は月1回だけの教室でしたが、とても楽しくて次の授業までの1カ月が待ちきれないほどでした。

資格を取得するまでの勉強の中で難しかった科目、興味をもった科目、自分なりに工夫した勉強方法がありましたら教えてください。

解剖生理学や精油の化学は難しかったですね。ここまで勉強することになるとは夢にも思っていなかったので、途方にくれました。でも、興味をもつことができた科目も、不思議なことにこの分野でした。
とにかく授業で習ったことをひとつひとつ復習して、その流れをきちんと理解するようにしました。授業の中で出てきた重要な事柄や難しい専門用語を、説明と一緒に小さなノートにリストアップし、単語帳のようにして持ち歩いて、時間ができれば目を通すようにして覚えていきました。学生の頃は、理数系は苦手で通してきたのですが、精油がどのように心や身体に作用していくのかということをきちんと理解できることがうれしかったですし、思いがけず楽しく勉強できました。

長嶺さんは資格を取得して転職、認定校の講師やカルチャースクールの講師をなさっていらっしゃいますが、難しい科目などを受講生の皆さんに理解していただくためにどんな工夫をしていらっしゃいますか。

ほとんどの受講生が、当時の私と同じように専門的な勉強をしたことのない方が多いので、とにかくわかりやすく、かみ砕いて説明するようにしています。図や絵や写真などを用いながら説明したり、身近なものにたとえて説明すると、よく理解してもらえるようです。あと、自分の体験談を必ず交えながら話すようにしています。やはり実際の体験ほど説得力のあるものはないのではないかと思いますし、一番大切にしていることです。

初めて長嶺さんが受け持った受講生が卒業していったときはいかがでしたか。

アロマテラピーのことをほとんど知らずにスクールに入ってきた方が、楽しそうに目を輝かせて、ブレンドの話をしたり、自分の体験を分かち合ってくれるときは、私までうれしくなります。また、受け持った受講生が、同じスタッフとして働きながら成長していくのを見ていると、「私も負けてはいられない、もっと頑張ろう」と刺激されます。

アロマテラピーインストラクターとして大切にしていることはありますか。

私自身が、日々アロマテラピーを楽しむことです。講師が「楽しい!おもしろい!」と思っていないことは、受講生も魅力を感じないと思うのです。また、楽しむことが何より力になると思います。私自身が楽しいからこそ、「より多くの人にアロマテラピーを伝えたい!」という原動力になっているように思えます。

今後の抱負についてお聞かせください。

もっともっと多くの人とアロマテラピーを分かち合いたいですね。お母さんたちが生活の中に普通にアロマテラピーを実践できるようにお手伝いをしたいです。お母さんたちが日常的にアロマテラピーを行うことで、子どもたちが当たり前のものとしてアロマテラピーを受け入れ、さらに、そこから「たくさんのアロマセラピストが生まれてくるといいなぁ」という野望(?)があります。
現在、イースターセブンのスタッフとして、講師のほかに施術も担当しながら、アロマセラピストの資格取得に向けて猛勉強中です。さらに知識を深めて、さまざまな角度からアロマテラピーを行えるようになりたいです。

これからアロマテラピーの資格取得を目指す方に、メッセージをお願いします。

「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、まず「楽しむこと」だと思います。どんな資格であれ、楽しむことを忘れなければ、難しい科目もこなしていけるのではないでしょうか。大変でもあきらめないで、最初に精油に触れたときの「思い」を大事に頑張ってください。

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※会報誌 NO.34より掲載
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