HOME > 資格を取得する > 資格取得者の声 > 会報誌No.28 塚本麻美さん

塚本麻美(つかもとまみ)さん…アロマテラピーアドバイザー、アポプラスステーション(株)勤務
今回は法人会員であるアポプラスステーション株式会社にお勤めされている「アロマテラピーアドバイザー」の塚本麻美さんをご紹介します。塚本さんは薬剤師でもあり、医療とアロマ&ハーブという両方面の知識を活かして、東京の本社と福島の調剤薬局を舞台に活躍されています。

薬剤師であり、アロマテラピーアドバイザーなんですね。

以前、ストレスからホルモンバランスをくずして病院に通ったことがあるんですが、一向に改善の兆しが見られなくて。そんなときにアロマテラピーに出会いました。香りを嗅いだら、何だかとてもやすらいだんです。癒されるっていうのでしょうか。
心身の不調はある程度、こういった植物の力で改善されるのではないかと考えたのがきっかけで、アロマやハーブの勉強を始めました。勉強をするうちに自分に合うアロマやハーブを試すようになり、そのおかげか体調がよくなってきたんです。薬理学的にきちんとした効果の説明ができないにもかかわらず、確かに体調を改善するきっかけのひとつとなった植物の力に衝撃を受けましたね。
薬局は健康に関する専門家的存在です。健康増進のためのアロマテラピーの安全な使い方をアロマテラピーアドバイザーとして説明すること、薬剤師として西洋医学と上手につき合っていくアドバイスをすること、薬局ではその両方ができると思っています。

アポプラスステーションでは何をなさっているのですか?

アポプラスステーションは、「医療、医薬、介護、福祉の分野において、先見的でクオリティの高いサービスを提供する」という企業理念をもっています。私はこの会社で、福島にある調剤薬局「うさぎ薬局」の薬剤師として働くとともに、代替医療としてのアロマやハーブをほかの薬剤師や一般の方々へアドバイスしています。治療というよりは、リラックスして楽しんでいただきながら、アロマの働きで自然に体調が改善されていくことを願って勧めています。アロマのよさは自分自身の経験からよくわかっていますので、とにかくいろいろな方に知っていただきたいですね。そのためにはきちんとした基礎固めが大切だと感じましたので、私自身が協会認定のアロマテラピーアドバイザーの資格を取得し、また、法人会員になるように会社にも勧めました。

どうして法人会員を勧めたのですか?

高齢社会が進む今、医療費の増大が大変問題になっているのはご存知の通りです。国民医療費の圧縮という医療制度が問われるこの時代、欧米のように代替医療を含めた統合医療が求められるのはもう目前だと思います。アポプラスステーションはそういった、医療の未来を提案する会社ですから、アロマやハーブの知識をもったスタッフは重要になり、またその動機づけという意味合いからも資格は必要と考えて法人会員を勧めました。
現在、福島県に4店舗ある「うさぎ薬局」には各店にアロマテラピーアドバイザーを置いて、お客さまからも好評をいただいています。

アドバイザー資格の取得に必須な検定1級の試験は難しかったですか

薬剤師ですし、それまでにもいろいろと勉強はしていましたから、一般の方よりは割と楽だったかもしれません。アロマテラピーの歴史などにはてこずりましたが、おもしろいエピソードも多く、お客さまへのちょっとした話のきっかけになっています。

アドバイザーとして気を使っていることは何ですか?

アドバイザーとしては,とにかく安全に使っていただくことを一番に考えています。
いかにアロマテラピーを身近な健康増進法として受け入れてもらえるか、それには情報発信が欠かせません。隔月発行の“ラベンダー通信”という新聞で多くの人にアロマテラピーの安全性、精油の上手な使い方をご紹介しています。

アドバイザーとして困っている点はありますか?

調剤薬局の中でアロマのアドバイスなどをしますと、「それをブレンドしてつくってほしい」なんて頼まれますが、薬事法上それはできないですから困っちゃいますね。それから、インストラクターの資格をまだ取得していないので、アドバイザーの資格だけでは仕事に活かすのにも限界を感じています。早くインストラクターの資格を取得しなくちゃ、と焦っているんですけどね(笑)。

そうすると、インストラクターの取得が今一番の希望でしょうか?また、将来の展望は?

そうですね、まずインストラクター資格を取得したいです。薬局の中にもまだスペースの余裕がありますので、検定教室を設けたり、アロマを安全に用いるためのセミナーなども開催したいです。日常の暮らしの中のちょっとした気分転換、リラックス、そういったものが病気の予防につながると思っていますので、「薬局」として信頼を勝ち得るためにも代替医療、統合医療を担えるアドバイザー、インストラクターを育成していきたいですね。

最後に、これからアドバイザーを目指される方にメッセージをお願いします。

ぜひ本の上での勉強だけでなく、アロマテラピーのすばらしさを「自分で」体感し、そのよさをほかの方に知ってほしい、という気持ちをもってアドバイザーを目指してほしいです。何といっても実体験を伴ったアドバイスには説得力があります。といっても押しつけは禁物。相手の立場に立って上手にアドバイスできるように頑張りましょう。私もみなさんと一緒にもっともっと勉強していきたいと思います。

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聞き手:知久 真弓(企画・広報委員)
※会報誌 NO.28より掲載
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